【クッションフロアDIY】施工の流れから費用まで!

DIY

クッションフロアを自分で貼る一連の流れをまとめました!今回はリビングとキッチンにクッションフロアを貼っていきます。

クッションフロアとは

クッション性に優れた大きなシート状の塩化ビニル系床材です。

https://www.diy-shop.jp/second/cushion-floor/about.html

クッションフロアは防水性や防汚性がある為、住宅の洗面所やキッチン、店舗などでも使用されている誰もが一度は目にしたことがある床材だと思います。また、接着剤で貼り付けるだけでなく、フローリングの上から両面テープで貼り付けることもできる為、比較的DIYしやすい床材です。

クッションフロア選び

クッションフロアは基本的にデザインで選ぶ事になると思います。私は今回木目調のものを探していたので、楽天のこちらのクッションフロアを購入しました。よく聞かれますが、購入したカラーはCF9404ベーシックオークです。
16.5畳のリビングとキッチンに貼っていくので、少し多めに計算して幅1820mmを16m分購入しました。

こちらは価格もお手頃で選べる種類も豊富です。クッションフロアは幅が大きく、重量もある為送料が高めな場合が多いので、お手頃価格で購入できるのはとてもありがたいです。(この店舗は送料もわりと良心的でした)

必要な長さの計算は、自動計算もできるこちらが便利です。

クッションフロアの必要量の計算方法
①部屋の横幅に、何幅シート材が必要か計算する お部屋の短辺(縦)に流して貼る場合の計算方法です。 お部屋の長辺(横幅)を測り、シートの横幅で割ります。 横幅に貼れる幅数=お部屋の横幅 ÷ シートの横幅 例:部屋の横幅(3820mm)÷ シートの横幅(1820mm) → 2.98(小数点は切り上げ)→ 3幅 ②部屋の縦幅...

クッションフロアの施工方法

クッションフロアの施工方法は専用の接着剤で施工したり、両面テープで施工する方法があります。今回は原状回復もしやすい両面テープで貼っていくことにしました。
詳しい施工方法は専門のHPで詳しく説明されている事が多いのでそちらを見るのがおすすめです。

クッションフロアの貼り方(張り方)両面テープ編|DIYショップRESTA
両面テープを使ったクッションフロアの貼り方をご紹介します。クッションフロアは木目調やストーン調など色柄が豊富に揃っているやわらかいシート状の床材なのでDIYが初めての方でも簡単に貼れる人気の床DIYです。
クッションフロアの貼り方 〜はがせる位置調整両面テープ編〜
床の施工をチャレンジしやすくしたと言っても過言ではないこの施工方法は、床材の中でも比較的リーズナブルな価格の「クッションフロア」をはがせる両面テープで施工するというものです。 しかも、今回ご紹介する両面テープは、圧着することでしっかりとした粘着強度を発揮するという革新的なはがせる両面テープです。 ということは位置を調整...

トイレの床は狭くて便器もあるので、型紙を作って施工していきます。

クッションフロアの貼り方 ~トイレの床編~
準備する道具類 はさみ 定規 タオルや布など ペン マスキングテープやセロハンテープなど クッションフロア 位置調整用両面テープ クッションフロアの継ぎ目処理剤 型紙用の新聞・チラシ・包装紙など 施工方法 必要なクッションフロアを準備 トイレの床のサイズを測って、少し大きめのサイズを準備しましょう。 施工の前に床を掃除...

施工の準備

まずbeforeがこちらです。

こちらは入居前の写真ですが、実際は入居後にやったため家具の移動が大変でした…

16.5畳のリビングとキッチンに貼っていきます。
まずは貼りたい場所の物をどかして床を掃除していきます。掃除機をかけて床用のマイペットで拭きあげました。今回は両面テープで施工していくので、クッションフロア用の両面テープを用意。

こちらを4個購入しましたが、両面テープの間隔が空きすぎているとテープに接着されていない部分が浮いてきてしまう事があるので、もう少し多く購入すれば良かったなと思いました。(もうすぐ施工して1年経ちますが所々浮きが気になるようになってきました…)

それから新品のカッターは必ず用意した方が良いです。切れ味が悪いとクッションフロアの切り口がガタガタして大変なことになります…。施工中も積極的に刃を交換する事をおすすめします。

ガラス繊維に注意!

そして貼る前に注意してほしい事が、クッションフロアに含まれるガラス繊維です。
クッションフロアの裏面にはガラス繊維が含まれており(含まれていない商品もあります)、こちらが肌に付着すると赤くなったり痒みが生じることがあります。私も実際に手や腕がチクチクしました。
なので長袖長ズボン、靴下で対策し、肌の弱い方は手袋もあると安心だと思います。施工後は掃除機や拭き掃除をしてシャワーも浴びました。
こちらについては今回使用した東リのHPにも施工する際の注意点として記載があります。

クッションフロアの裏面にはガラス繊維が使用されています。クッションフロアをカットする時に、しっかりカットせずに引きちぎると、クッションフロア裏面に使用しているガラス繊維が一緒にちぎれて、クッションフロアを動かしているうちに空気中に飛散することがあります。ガラス繊維が皮膚に付着すると、稀にかゆみを生じることがあります。

https://www.toli.co.jp/faq/floor/06.html

施工後

ここまで準備が出来たらどんどん貼っていきいます。具体的な貼り方は施工方法参照。

リビングの施工が半分終わった状態。

キッチン施工中の様子。

リビングはこんな感じに仕上がりました。

キッチンはこのような感じになりました。

クッションフロアのメリット

我が家がクッションフロアを貼ってメリットだと感じた点を紹介します。

  • 床が保護できた
  • 部屋のイメージが変わった
  • 床の冷たさが軽減された
  • 掃除が楽になった
  • 子どもが滑って転ぶことが減った

我が家はやんちゃな3歳と1歳の男の子がいます。食事をこぼすのは勿論、トミカやプラレールなど硬いおもちゃを床に落とすことも日常的…なので一番の目的は元々の床の保護でした。
それ以外にも貼ってからメリットと感じる事が上記のように増えたので、貼ってよかったなと思います。

クッションフロアのデメリット

逆にデメリットと感じたことはこちらです。

  • 重い家具をひきずる事ができなくなった
  • へこみやヨレ、破ける事がある
  • 施工中ガラス繊維によってチクチクする

一番は重い家具が引きずれなくなったこと!重い家具を引きずるとクッションフロアも一緒に引っ張られて最悪破けます…なので重い家具を移動したい時は完全に持ち上げるか、下に毛布など滑らせるものを挟んでから動かすと良いです。

あとはやはり劣化する事…。ダイニングテーブルとイスの足を置いている部分は施工して半年程で既に凹んでしまいました。

他にもおもちゃや硬いものなどを落とした跡もチラホラ…

この程度なら正直そこまで目立ちませんが、半年でこの状態なので先が思いやられます…。とはいえ逆に考えれば、これだけのダメージを元々の床から守ってくれているとも思えるので床の保護という点ではむしろ頑張ってくれていると思って良いかと思います…!

かかった費用

今回16.5畳のリビングとキッチンを施工してかかった費用は19,100円程でした。

クッションフロア15,000円
両面テープ4,000円
カッター100円
内訳

感想と今後の予定

今回は女1人でリビングとキッチンを全て貼りましたが、貼った直後の感想は「もう二度とやりたくない…」でした。笑
まずクッションフロアが凄く重いですし、端や境目の処理等中々骨の折れる作業で、かなり疲れました。でもDIYした事で費用も抑えられ、部屋の雰囲気も変わったのでやってよかったと思っています。

今後は他の部屋やトイレ、洗面所などにも貼っていきたいと計画を立てています。

サンゲツのストーン系のクッションフロア。洗面所やトイレにはこれを使おうかなと検討中。

壁紙屋本舗さんの木目もかわいいです。

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